![]() | Wowari98を起動すると画面上に左のようなボタンが出ます。「終了」ボタンをクリックするとWindows95を終了し、「再起動」ボタンをクリックするとコンピュータを再起動します。 デスクトップにショートカットを置いておくと便利です。 |
これを見ていると言うことはパッケージの展開(解凍)はできているはずですので、その辺りは省略します。
Wowari98の実行に必要なファイルは「wowari98.exe」だけですので、このファイルを任意のディレクトリ(フォルダ)にコピー又は移動して下さい。その他のファイルは不要であれば消してしまってもかまいません。
デスクトップにWowari98を起動するためのショートカットを作ります。デスクトップ上(Windows95の画面でアイコンやウィンドウ等のない所)でマウスの右ボタンをクリックするとポップアップメニューが出ます。
マウスカーソルを「新規作成」の所に持っていくとサブメニューが出ますので「ショートカット」を選んでクリックして下さい。ショートカット作成のダイアログが出ますので後はその指示に従ってショートカットを作って下さい。
先程作成したショートカットをダブルクリックするとWowari98が起動しますので次項を参考に必要なボタンを押して(マウスの左ボタンをクリック)下さい。起動時のオプションについては後述します。
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終了ボタン。ここを押すとWindowsを終了します。 |
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再起動ボタン。こっちを押すとWindowsを終了しコンピュータを再起動します。 |
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キャンセルボタン。Windowsを終了するのを中止し、プログラムを終了します。(ややこしいなぁ...) |
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タイマーボタン。タイマーオン/オフの切り替えに使います。 |
Wowari98のボタンの上でマウスの右ボタンをクリックするとポップアップメニューが出ます。項目はキャンセルボタンと同意の[Cancel]とバージョン情報などを表示する[Version]だけです。つまり、たいして役には立ちません。 |
終了時に他のアプリケーションなどが動いていてシャットダウンメッセージを拒否した場合などは、10秒後に再試行します。
タイマーボタン等でタイマーをオン(作動)にすると、一定時間(標準では10秒)後に、終了又は再起動(標準では終了)します。終了するか再起動するかは起動時のオプションによります。
タイマー作動中はタイマーボタンの針が回り、この時タイマーボタンを押すとタイマーは停止し、計時用のカウンターはリセットされます。タイマー動作中にポップアップメニューを出した時にもタイマーは停止しますが、このときはカウンターはリセットされません。後述の起動時のオプションによって待ち時間の設定などができます。
オプションはコマンドラインまたは設定ファイルで設定します。相反する(/Nと/N-など)、あるいは排他的な(/Cと/Mなど)オプションが指定された場合、より後方で指定されたオプションが有効になります。また、設定ファイルの読み込みはコマンドラインの解析より前に行われますので、コマンドラインで指定されたオプションが有効になります。
オプションの中にはパラメータの必要な物もありますがオプションとパラメータの間、パラメータと次のオプションの間も必ず半角スペースで区切って下さい。オプションは大文字小文字の区別をせずに見ています。つまり/wも/Wも同じ物と解釈します。
Wowari98へのショートカットを右クリックするとポップアップメニューが出ます。その中のプロパティを選んで左クリックするとこのショートカットについてのプロパティ設定画面が出ます。この画面の上の方にあるショートカットと書かれたタブ(ページの上に飛び出した部分)を左クリックするとリンク先、作業フォルダ等の設定画面が出ます。リンク先の所を見ると[hogehoge\wowari98.exe](hogehogeはwowari98.exeを置いたディレクトリ)となっていると思いますがこのwowari98.exeの後に半角スペースで区切って必要なオプションを必要な数だけ書き足せばOKです。
wowari98は起動時にwowari98.exeと同じディレクトリに設定ファイル(wowari98.cfg)が存在すればこれを読み込みます。設定ファイルはテキストファイルで書式はコマンドラインオプションと同じです。メモ帳(notepad.exe)等でファイルの先頭から /T 10 /X=100 /Y=50 /E 等と書いてwowari98.cfgという名前でテキストファイルとして保存すればOKです。