名称 CSV -> HTML ファイルコンバーター csv2htm Ver.1.0.3 概要 CSV形式のファイルをHTMLの表組みに変換します。 構成 CSV2HTM.EXE 実行ファイル CSV2HTM.C ソースファイル (Borland C++ 4.02) CSV2HTM.TXT 説明文(このファイル) その他 CSVファイルの見本など 動作環境 80386以上のCPUを搭載したDOSマシン 動作確認は自作IBM PC/AT 互換機及び、富士通 FMV-DESK POWER C で Windows95 MS-DOS プロンプトの中等で行いました。 説明 CSV形式のファイル(セル間をカンマ、レコード間を改行で区切ったテ キストファイル)をタグを使った表組みに変換します。 セル内のデータは「"」で囲まれていれば文字列、それ以外の文字で始まっ ていれば数値と解釈し、文字列は左寄せ、数値は右寄せで表示するように 変換します。 インストールと起動 実行ファイルを適当な(必要であればパスの通った)ディレクトリに入れ て下記の書式を参考に起動して下さい。 私はWindows95の上で使用していますので、「.csv」にテキストエディタと csv2htmを「関連付け」して使っています。 書式 csv2htm[.exe] [option] [CSVfile [HTMLfile]] HTMLfileを省略するとCSVfileの拡張子を「htm」に変えたファイルに書き 出します。 CSVfileとHTMLfile両方とも省略すると標準入力から読み込み、標準出力に 書き出します。optionには次の3つが指定できます。 /h タグをつけます。 /n noborderつまり罫線なしになります。 /y 出力ファイルと同名のファイルが存在しても確認せずに上書きします。 /u エレメント名を大文字で出力。(アトリビュートは小文字) /i セル(TDエレメント)毎に改行せずに1行(TRエレメント)毎に改行 します。 /q タイトル、進行状況などを表示しない。 例1:csv2htm test.csv test.csvというファイルをCSVファイルとして読み込み、test.htmと いうファイルに書き出します。 例2:csv2htm /h /n test.csv html.htm test.csvというファイルをCSVファイルとして読み込み、html.htmと いうファイルに書き出します。タグをつけ、罫線なしに なります。 例3:sort < test.csv | csv2htm /y > sorted.htm test.csvというファイルをソートした後CSVファイルとして読み込み、 sorted.htmというファイルに書き出します。既にsorted.htmというファ イルが存在しても確認せずに上書きします。 バグ(じゃないよ) 現バージョンでは次のような不具合が発生する可能性がありますが、これ らはバグではなく仕様です。 1.入出力に同じファイル名を指定するとファイルの中身が消えてしまう。  入出力ファイル名の比較チェックをするようにしましたが、まだ完璧で  はありません。たとえば、csv2htm d:\test.txt \test.txt などと指定  すると比較チェックをすり抜けます。 2.ロングファイルネームには対応していません。 注意事項 このパッケージに含まれる実行ファイル、ドキュメントは無保証です。 ファイル名を指定せず、リダイレクトもせずに起動した場合、標準入力 (キーボードからの入力)を待ち続けます。 プログラムを終了するにはコントロールキーを押しながら「Z」キーを押し、 リターンキーを押して下さい。 著作権等 このパッケージに含まれるすべてのファイルは著作物であり、これらの著 作者等の権利は法律により保護されています。 著作者 松崎仁生 (Matsuzaki Hito) 連絡先 http://www.mtzk.com/soft/ 利用条件 私は以下の禁止事項に反せず「フリーソフトウェア利用上の常識」の範囲 内での、これらのファイルの自由な利用を許諾します。 禁止事項 1.著作者の承諾を得ずこのソフトウェアを単体もしくはそれに近い状態で  販売すること。(書籍等の付録、フリーソフト集など多数の中の一つと  して配布、販売される場合には作者の承諾は不要ですが、記念に見本誌  等を頂けたら嬉しいです。) 2.作者の承諾を得ずこのソフトウェアを使用し報酬を得ること。(WEB  デザイン業務等に使用し報酬を得る場合、補助的な使用であれば作者の  承諾は不要です。) 3.作者がこのソフトウェアの開発を継続し自由に配布する事を妨げること。 4.このソフトウェアを別の名称で配布すること。 5.このソフトウェアを改変し同一の名称で配布すること。(原本との相違  が明確な形であれば、その行為を行う者の責任において配布しても構い  ません。)